XMetaL Author Enterprise Edition 6.0J はじめにお読みください

本書は XMetaL Author Enterprise Edition 6.0J(以下、XMetaL Author)の動作環境と強化機能を説明しています。本書の内容を確認してから XMetaL Author の利用を開始してください。
XMetaL Author の操作方法については、XMetaL Author ユーザーズガイドをご覧ください。

製品概要

XMetaL Author は、さまざまなXML文書を取り扱うことができる汎用XMLエディタです。
XMetaL Authorでは、XMLデータを、DTDやXML Schemaで定義されたスキーマに関連づけることにより、スキーマごとに記述されたCSSのスタイル設定を利用して、文書を編集することができます。
Microsoft Wordのプラグインとして提供される構造化オーサリングのソリューションと比べ、より直感的な操作性を実現する一方、プロユースのデスクトップパブリッシングツールとしてのパワーと柔軟性を併せ持ち、ソリューションの入力フロントエンドとしても利用可能です。
XMetaL Authorでは、はじめからDITA(Darwin Information Typing Architecture)文書編集をサポートしています。

XMetaL Author は、DITA文書を扱うためのツールとして次の機能を提供することで、企業内における情報活用を実現します。

動作環境

XMetaL Author を動作させるために必要なハードウェア環境、ソフトウェア環境を説明します。

クライアント

XMetaL Author を利用するクライアントに必要な動作環境は、次のとおりです。

ハードウェア

CPU Intel Pentium® 1GHz 相当以上
メモリ 1,024MB以上 (Windows Vista® の場合)
ハードディスク空き容量 350MB以上 (800MB以上を推奨)
※ お使いのハードディスクのフォーマット形式や確保容量などにより、必要容量は異なります。
画面 解像度:640×480以上
色数:High Color以上

ソフトウェア

OS Microsoft Windows® Vista Business / Enterprise / Home Basic / Home Premium / Ultimate Service Pack 2 (32bit)以上
Microsoft Windows XP Service Pack 3 (32bit)以上
※各日本語版のOSだけに対応しています
※64ビット版Windowsは未対応
Webブラウザ Microsoft Internet Explorer 6.00.2600.0000 以上 必須

導入手順

インストールする

  1. CD-ROMの直下にある、setup.exe をダブルクリックします。
  2. [ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示された場合は、[続行]または[許可]をクリックします。

    ※Windows XPでお使いの方は、[ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスは表示されません。

  3. インストール開始画面が表示されたら[次へ]をクリックします。
    あとは画面のメッセージに従って操作を進めます。

起動する

  1. デスクトップ上のアイコン [XMetaL Author] をダブルクリックするか、Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム - XMetaL - Author - XMetaL Author Enterprise 6.0]を選択します。

ユーザーズガイドを表示する

  1. XMetaL Author のメニューから [ヘルプ - 日本語ヘルプ] を選択します。

本製品での強化機能

本製品で強化された機能

xs:redefine スキーマのサポート
XMetaL Author のXMLスキーマは xs:redefine 構文を用いる文書インスタンスと関連スキーマをサポートしています。
WebHelp(ウェブヘルプ)
WebHelpが出力オプションとして成果物タイプに追加されました。
WebHelpは、目次、検索と索引機能を持つフレームセットヘルプです。 WebHelpはインターネットブラウザで閲覧可能なため、ヘルプをプラットフォームに依存せずに提供することができます。
マップエディタの強化
マップエディタのブックマップ向けサポートが強化されました。
DITA Open Toolkit によるバックグラウンド出力
XMetaL Author の出力生成機能はバックグラウンドで実行することができます。
この機能を有効にすると、ユーザーは出力生成中でも文書の編集を続けることができます。
この機能を有効にする手順は、次のとおりです。
  1. XMetaL Author を起動します。
  2. [ツール-出力の構成]をクリックします。
    [出力の構成]ダイアログボックスが表示されます。
  3. [高度な設定]タブの[その他の出力パラメータ]で、パラメータを次のように書き換えます。
    書き換える前のパラメータ書き換え後のパラメータ
    _rem_cmd_synchro_mode = 2 cmd_synchro_mode = 2
表内のコンテンツ参照( conref )された行をインライン表示
XMetaL Author では、CALS 表中のコンテンツ参照が表示できます。
編集中の文書の標準ビューおよびタグ表示ビューでは、ほかの要素のコンテンツ参照と同様に、参照されるコンテンツを表の行内でプレビューすることができます。
第三者が保有するコンポーネント
XMetaL Author には、次のような第三者が権利を保有するコンポーネントを取り込んでおり、XMLコンテンツからの出力生成(パブリッシング)に用いています。
これらの第三者が権利を保有するコンポーネントの取り込みにより、いくつかの問題が解決されています。詳細は第三者のソフトの readme またはウェブサイト(英文)を参照してください。

DITA関連強化項目

DITA文書の処理を効率化するために改修されたり強化された項目は次のとおりです。

項目説明
ネットワークへの CHM 出力 メニューの[ファイル-開く]を選択してマップを開くときに、ドライブが割り当てられたネットワークドライブ上のディレクトリへの CHM 出力が、問題なく実行できるようになりました。
部分的なDITA文書を開く 名前付きエンティティが DTD/文書エンティティなのか、すでに開いている文書や複製など無視されるべきものなのかをチェックするためのテストが追加されました。
xmetal.rlx ファイルに書く
Documentumコネクタ対応画像を持つ単一HTML 画像を含むDITA複合文書の出力が可能になりました。
ditamap 中の「序文」要素からのリンク先として、別のマップファイルを参照可能に 挿入可能な参照のリストに「序文」要素が追加されました。
自動的にIDを割り当てるマップ要素 マップエディタ中で新しいマップを作成するとき、ルートマップ要素のID属性が自動的に割り当てられるようになりました。

DITA 1.0との下位互換性

DTDバージョンの切り替え

XMetaL Authorの初期値として設定されているDITAのバージョンは、DITA 1.1です。
DTDを置き換えることで、DITA 1.0をデフォルトの設定にすることができます。
DITA 1.0を使用するための手順は次のとおりです。

  1. XMetaL Author を終了します。
  2. DITA_1.0.1_DTD フォルダ内のすべてのファイルを DITA_OT_DTD フォルダにコピーします。
    DITA_OT_DTD フォルダ内の既存ファイルは上書きします。
    それぞれのフォルダの位置は、インストール時から変更していなければ、次のとおりです。
    フォルダ場所
    DITA_1.0.1_DTD C:¥Program Files¥XMetaL 6¥Author¥DITA¥DITA_1.0.1_DTD
    DITA_OT_DTD C:¥Program files¥XMetaL 6¥Author¥DITA¥DITA_OT_DTD
  3. XMetaL Author を起動し、開いた文書をすべて閉じます。
  4. メニューから[表示-ツールバー]を選択します。
    [ツールバーとメニューのカスタマイズ]ダイアログボックスが表示されます。
  5. [ツールバー]のリストから[Macros]を選択して、ダイアログボックスを閉じます。
    XMetaL Author の画面にツールバーが追加されます。
  6. マクロを選択するプルダウンリストから[DITA Configuration:Delete RLX Files]を選択します。
  7. プルダウンリストの左側の緑の矢印をクリックして、マクロを実行します。

Ditacleaner ユーティリティ

従来のDITA関連エディタで作成されたファイルは、DITA 1.0に準拠している可能性があります。
これらのファイルは、DITA 1.1で許容されない属性を若干含んでいる可能性があり、DITA 1.1を用いて編集または出力を生成しようとすると検証エラーを引き起こす場合があります。
この問題を解決するために、XMetaL Author は ditacleaner ユーティリティを提供しています。

Ditacleaner ユーティリティの初期値
場所 C:¥Program Files¥Common Files¥XMetaL Shared¥ditacleaner
設定保存ファイル config.xml
初期設定
(設定ファイルの編集なしの状態)
.xml.dita および .ditamap 拡張子を持つファイルから空の値を持つ xmlnsditaarch:DITAArchVersiondomainsclass および xmlns:ditaarch 属性を取り除きます。

ditacleaner ユーティリティを利用するための手順は次のとおりです。

  1. コマンドプロンプトを起動します。
    コマンドプロンプトは、次の方法で起動できます。
  2. cd コマンドで、Ditacleaner ユーティリティがある場所へ移動します(上記参照)。
  3. 次のコマンドを入力します。
    ditacleaner -c 設定ファイルパス ファイルパス|フォルダパス
    -c 別の設定ファイルの指定。この引数はオプションです (デフォルトで config.xml が使われます)。
    設定ファイルパス 利用する設定保存ファイルをパスから指定します(デフォルトの設定ファイルは上記の表内「設定保存ファイル」参照)。
    ファイルパス 設定ファイル中の AttrNameattrValuePattern プロパティで、許容されない属性を削除するファイルを指定します。
    フォルダパス DITAファイルを含んでいるフォルダを指定します。属性を削除するファイルの種類は設定ファイル中に記述されています。サブフォルダに含まれるファイルも処理対象になります。
    コマンド行で複数のファイルおよびフォルダを指定することができます。
    例:
    ditacleaner c:/temp/file1.xml c:/temp2/files.xml d:/legacy

たとえば上述の属性に値を指定する場合など、ditacleaner ユーティリティの初期設定を変える必要がある場合、テキストエディタで設定ファイル( config.xml )を編集します。
取り除く属性は AttrName プロパティで指定されます。attrValuePattern プロパティで文字列または正規表現を指定することができます。
値を指定すると、値と一致する属性のみが取り除かれます。

※ バージョンおよび互換性の問題を避けるため、一挙にすべての DITA 1.0 文書を DITA 1.1 に変換するようお勧めします。

ditacleaner ユーティリティを利用前に既存の文書をすべてバックアップしてください。

製品お問い合せ窓口

XMetaL Author Enterprise Edtion 6.0Jに関する製品お問い合せは下記までお願いいたします。

※ 保守サポートサービスに関しては、別契約が必要です。下記のお問い合わせ窓口では、保守サポートサービスは対応しておりません。

株式会社ジャストシステム J-DITAお客様窓口

E-Mail jdita_customer@justsystems.com